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ブン太が行く!「八尾・杉原中学校交流事業」
とやまで活躍する人に聞きました!

突然ですが、みなさん将来の目標はありますか?
具体的な目標が決まっている人もいれば、まだ先のことだと思っている人もいると思います。
7月14日、次年度より統合される杉原中学校、八尾中学校の1・2年生を対象に、富山市八尾コミュニティセンターで公益社団法人富山青年会議所による学校訪問プログラムが行われました。

テーマは「私の仕事〜目標に向かって働く〜」。
いま富山で活躍している人たちは、どんな学生時代を過ごし、何をきっかけに今の仕事をしているのでしょうか?

キャリア教育の一環として行われた学校訪問プログラムに、Future編集室(とブン太)も潜入してきました。
そのレポートをお届けします。

家でゲームに夢中。目標のなかった中学時代。

講演する村上さん

一人目の先生は、株式会社モザイクワークスの代表取締役社長・村上侑紀さん。
富山市内の飲食店を3店舗経営するいっぽうで、フレアバーテンダー、セミナー講師、作家、Youtuberとしても活動するなど、仕事の幅を広げ続けています。

そんないまを輝く村上さんですが、中学時代は夢も目標もなく過ごしていたそうです。
「家の中でゲームばかりしていて、勉強もスポーツもしていませんでした」と当時を振り返ります。

そんななか、専門学校時代に始めた飲食店のアルバイトをきっかけに、人生が大きく変わりはじめます。
「自分が楽しいと思えることを仕事にしていこう」。
そう決めた村上さんは、たくさんの飲食店でアルバイトを経験したのちに、自分でお店を持ちたいと27歳で開業しました。

「好き」を仕事にすることが、一番素晴らしい。

開業して10年が経ったいま、自身の経験をふまえて、「好きなことを仕事にすることが一番素晴らしいことだと思います」と村上さん。
また「何か目標を持てば、それを達成するまでのスピードが早くなる」と、目標を持つことの大切さを伝えました。

「僕のようにまだ目標がない人に大切にしてほしいのは、目の前の人を喜ばせること。それを心がけていれば、いまも未来もきっと楽しくなる」。
熱を込めて語る村上さんの言葉は、生徒たちの心に響いているようでした。

甲子園に出場も、プロ野球への道を断念。

講演する戸田さん

二人目は、株式会社Jリスクマネージメントの戸田和伸さん。
交通事故や病気など、もしもの時にみんなで助け合う仕組みをもつ「保険屋さん」として、富山県内のみならず全国で活躍しています。

中学時代から、プロ野球選手になりたかったという戸田さん。野球に打ち込むため、高校は地元の強豪校へ進学。
富山県代表として甲子園にも出場しましたが、プロ野球選手になるという夢は叶わず挫折を経験します。

高校卒業後は就職し、何度か転職も経験しました。転職するうえで行きたい会社が大卒しか入れず、そこでも悔しさを味わったと言います。
「しっかり勉強していい大学に行けば、職業の選択肢が増えることもある」と、勉強することの大切さを伝えていました。

目標が変わっても、遠回りして学ぶことがある。

そんな挫折を味わってきた戸田さんですが、「いまが一番幸せ」と生き生きと話す姿が印象的でした。
そして戸田さんにはいま、「プロ野球チームを富山に持ってくる」という大きな目標があります。

中学時代の「プロ野球選手になりたい」という夢からは変わっていますが、いまも昔も、戸田さんが好きな「野球」にまつわる素敵な目標です。

「目標は小さくても、途中で変わって遠回りしてもいい。そこでまた学ぶこともある」と、生徒たちを激励しました。

生徒たちの感想

杉原中学校2年 森 蒼真(もり そうま)さん

村上先生は「目標があればそこに到達までの時間が早くなる」、戸田先生は目標を山に例えて「どの山に登るかによって道は違う」とおっしゃっていたのが印象的でした。
僕はプログラマーになりたいという夢があります。
自分がいま、その夢に向かって突き進んでいることが、間違っていないと思えてよかったです。

八尾中学校2年 沼田 純葉(ぬまた いとは)さん

2人の先生の話を聞いて、好きなことを仕事にすることの大切さを学びました。
私にはまだ具体的な夢や目標はありませんが、自分が楽しいと思えることから見つけていきたいと思えました。
話を聞いた後は、両校の交流会を行いました。
楽しく交流できるか不安もあったのですが、みんなが楽しく交流しているのを見て、次年度からも仲良くやっていけるような気がしました。

ブン太の一言

今回の事業は、次年度から新たなスタートを切る両校の生徒たちにとって、将来のことを考えるいいきっかけになったのではないでしょうか。
将来の目標がある人も、まだ見つけられていない人も。お二人のように、まずは自分が「好き」「楽しい」と思えることから取り組んでみるといいかもしれませんね。

Future編集室(とブン太)は、これからも将来のヒントになるような情報を発信していきます。
今後もぜひチェックしてください!取材依頼や問い合わせはコチラまで!

2021.08.03 ライフ・グルメ

(写真左)
株式会社モザイクワークス
代表取締役 村上侑紀
富山県魚津市出身。1983年生まれ。
27歳の時に富山初のフレアバー「Dining&Bar SHARE」をオープン。
現在は飲食店4店舗、コワーキングスペース1店舗を経営。
師から学んだ”人間力”をテーマに講演活動、エンターテイメントに力を入れている。座右の銘は「我以外皆我師也」。

(写真右)
株式会社Jリスクマネジメント
コンサルタント 合同会社GAD代表 戸田和伸
富山県高岡市出身。1987年生まれ。
高校卒業後、某金融機関に勤務。退職後、海外時計の輸入法人を立ち上げECサイトの運営を行う。
世界で約5%、国内で約0.5%の卓越した生命保険・金融のプロフェッショナルに与えられる称号のMDRTを取得。
現在、MDRTの3倍以上の難関を誇る「COT」の取得を目指す。座右の銘は「死ぬこと以外かすり傷」。

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電話 076-445-3300(代表)

※記事・写真の転載を禁じます。

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