先輩から学ぶ合格術③
受験を経験した先輩からのリアルなアドバイス、
日々の勉強に役立ててみませんか!
【地理】用語は暗記だけでなく、本質的に理解することが重要。
家族みんな旅行が好きで、色々な土地を訪れる経験から地理に興味を持っていました。
高2から勉強を始めましたが、用語だけを覚えるのではなく「なぜそうなのか」ということから覚えることを意識しました。
自然系、産業系など幅広い分野があり、一度に全分野をインプットすることは難しいため、分野ごとに共通テストの過去問を繰り返し解き、ある程度知識が定着したなと感じたら次の分野の過去問に取り組んでいました。
また一度終えた分野も少し時間を空けて復習をすることで改めて自分がしっかりと理解できているか確認できるのでおすすめです。
全分野の過去問をやり終えても、改めて過去問に取り組み間違えた問題を授業のノートなどを見返して重点的に復習しました。
「もう2度と間違えない!」という強い気持ちを持つこともインプットに効果的です。
アドバイス
全分野やり終えた、と思ってから改めて過去問に取り組んでみてください。
まだ理解しきれていない点が浮き彫りになり、より弱点を補強できます!
Sさん/京都大学経済学部(片山学園高等学校卒)
テニスサークルに所属しています。新入生歓迎会は久しぶりに大勢で飲食ができ、楽しかったです。
これからの大学生活では、色々なところに旅行に行きたいと考えています。
【英語】英単語と文法、基礎をしっかり固めよう。
高1の時の課題で東京大学の長文読解問題に取り組みました。
今思えば、その時に「このレベルの英語力が必要なんだ」と気づけたことで目標が明確になり、勉強を進められたことが良かったと思います。
まずは高2の春までに基礎を完璧に身につけるという気持ちで英単語教材「DataBase」と文法問題集「Vintage」を活用しました。
英単語は、1つの教材を完璧に覚え、その後違う教材をさらに活用。
単語の意味も声に出して読むことで徹底的に覚えることを意識しました。
文法にはパターンがあり、それを覚えることで文章の読解の対策にもなりました。
高2の春以降は授業のプリントや赤シートを活用。
これまでインプットした知識がしっかりと定着しているかを確認し、繰り返すことで「完璧」を求めました。
単語には常に触れるようにして、インプットを継続することが良いと思います。
アドバイス
過去問などで「あれ?」となった単語を英単語帳に書き込むのがおすすめ。
見た目や意味が似ている単語の近くに書くと覚えやすくなります。
Kさん/京都大学医学部医学科(片山学園高等学校卒)
今はご飯付きの寮のようなところで一人暮らし。
自分の世界を広げるために、野球部と合唱部に入りました。
これから訪れるたくさんの出会いが楽しみです。
【生物】たくさんの問題にふれて問題の傾向をつかもう!
父の影響で小さい頃から釣りなどをして遊んでおり、生物に興味がありました。
物理が苦手だったことも生物を選んだ理由ですね。まずは基礎をしっかりとおさえました。そのうえで様々な問題に触れることで問題の傾向やパターンをつかむことがおすすめです。
様々な大学の過去問や直近5年分の赤本を活用し、「どんな問題も解けるようになる!」と言う気持ちで取り組んでいました。
穴埋め問題の多さに慣れたり、求められるレベルを理解したりすることも重要。
授業後の復習に図説を見直して、知識を蓄積することもおすすめです。
調べてもわからない問題は学校や塾の先生にとにかく聞く!
聞くことができる先生がたくさんいることも安心感につながりました。
アドバイス
苦手な分野ほど暗記に徹するのがおすすめ。
知識が増えて問題が解けるようになると、自然とやる気が湧いてきます。
Yさん/北海道大学総合教育部(富山中部高等学校卒)
キャンパスは広くて自然豊かで気持ちがいいですね。
時間やお金に余裕があれば、志望校のキャンパスを見に行くのがおすすめ。
モチベーションが上がって勉強がはかどると思います。
【物理】公式の成り立ちを理解し、基礎をしっかり固めよう。
高2のはじめから、物理の教科書に書かれている基礎をしっかりと理解することを意識していました。
学校の教科書と市販の参考書「物理教室」の2冊を読み進め、「なぜ、そうなるのか」と、公式や法則の成り立ちを丁寧に理解するようにしました。
その結果、根本的な理解が深まり、応用問題も丁寧に紐解いて考えられるようになったと思います。
また個人的に波動の分野が苦手でした。教科書や参考書だけでイメージがつかめずにいた時、授業の実験で「波はどのように伝わるのか」を視覚的に理解でき、実際に見てみることも理解促進につながると実感できました。
公式や法則の理解を終えた後は学校や塾で様々な大学の過去問に取り組みました。
塾でしか触れることができなかった問題や気軽に相談しあえる友人が周囲にいたことも勉強に取り組むモチベーションにつながり、良かったと思います。
アドバイス
志望校の出題傾向を知ることが大切。
志望校が決まらないときは、できるだけ様々な大学の問題に触れるのがおすすめです。
Tさん/東京大学理科二類(富山高等学校卒)
東大入試を研究して予想問題を作る「作問サークル」で活動したり、
友人と一緒にプロ野球観戦をしたりと、大学生活を楽しく過ごしています。
旅行が好きで夏休みは電車に乗って会津若松に行きたいですね。