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スペシャルインタビュー/P→★さん①
Future vol.16に掲載

YOSHIKIのプロデュースによるボーイズグループオーディション『YOSHIKISUPERSTARPROJECTX』。
そこから選び抜かれたメンバー13人からなる超個性派グループ「XY」が注目を集めている。
その中でも奇抜なルックスとダンスで目を引きつけるパフォーマーがP→★だ。
きゃりーぱみゅぱみゅのバックダンサー、TEMPURAKIDZのメンバーとしても世界を沸かせてきた。
これまでを振り返りつつ、今後の展望を語った。

XYは男子校みたいなノリでめちゃくちゃ熱い。

ダンスを始めたきっかけを教えてください。

元々はサッカーをしていたんですよ。
でも、リフティングが10回くらいしかできないし、逆上がりも前上がりもできないほど運動音痴だった。
ちょっと行き詰まっていましたね。
何となく家で「オカザイル」のDVDを見て真似して踊っていたら、お母さんが地元のダンススクールに入れてくれたんです。
それがきっかけですね。

実はダンサーでも運動が苦手っていう人は多いんです。
頭でくるくる回るブレイクダンスをやっている人も意外に球技が苦手だったり。
多分、使う筋肉が違うんでしょうね。リズム感の有無の方が大事。
ファッションや、視覚的なセンスとかも。
だから、体育の成績が悪い人でも興味があれば挑戦してほしいですね。

どんな高校生だったのですか。

僕の高校は少し特殊で美容とダンスの専門コースがありました。
文武両道ということで午前中はちゃんと勉強して、午後はダンスのレッスンを受けていました。
服装は自由。体育大会はピンクのチークをドカンと乗せたり、サングラスをかけたり。
かなりはっちゃけていましたね。
学校は大好き過ぎて、海外の仕事から帰ってキャリーバッグを持ったまま行ったこともあります。

きゃりーぱみゅぱみゅさんのバックダンサーを長く務めていましたね。

小学5年生からきゃりーさんのツアーに参加して、日本だけでなく、海外にも行きました。
自分でも何が起きているか分からない状況でした。リハーサルも毎日刺激的。
きゃりーさんの衣装も、曲も、お客さんもみんな素敵でした。

きゃりーさんは個性や世界観を大事にしていて、そこがかっこいい。
周りのスタッフや僕達にも優しいけど、自分に厳しいんです。
子どもだった僕たちバックダンサーとはオフを削ってまで全力で遊んでくれた。
だけど、自分のパフォーマンスにはしっかり向き合っている。
小学生ながらプロのパフォーマンスを学ばせていただきました。

P→★さんのダンスは特に上半身の動きや表情に個性を感じます。

これまでレッスンしていただいた方々の要素を吸収して、自分ならではのジャンルになっています。
あと「手フェチ」なんですよ。手がきれいに見える動きが好き。
占いで「手を使う仕事をした方がいい」と勧められたことがあるんですけど、それから手を意識していますね。
ダンスって足の動きが大切だけど、テレビに映るのは実は上半身ですから。

ダンサーでなはく「顔サー」って呼ばれることもあります。
きゃりーさんのバックに入った時は、他の人より経験が少なかったんだけど、表情の動きでカバーしていました。
「顔で踊っているよね」って言われたこともあります(笑)。

スカートを履いたり、ネイルに凝っていたり。ファッションも個性的ですね。

ダンスをやる前はお母さんが買ってきた普通の服を着ていましたよ。
でも、きゃりーさんの個性的なファッションを間近で見てから、何着てもいいんだなって思えるようになりました。

王子様みたいにドレッシーなものを着たり、上下チェック柄だったり。
トゲトゲのアクセサリーを着けたり。その日の気分によっていろんなものを着ます。
着ているものによって性格が変わる気がします。
自分のマインドコントロールをファッションでしています。

今回は「無駄」というテーマで特集を組みます。P→★さんが最近した無駄を教えてください。

1日中寝ちゃっていたことくらいですかね。
せっかくオフなのに、起きたら午後になっていることがあったんです。
「ああ、これは無駄だ」と嘆きました。
これなら無理やり起きて、公園にでも行って寝そべっていた方が感性が磨かれそう。
今はそんなに寝なくても大丈夫だから、ずっと起きていたい。

パフォーマーとしての人生を振り返って「大変だったけど、あれは無駄ではなかった」という苦労や体験があれば教えてください。

以前所属したグループ「TEMPURAKIDZ」時代の練習ですね(笑)。
マネージャーが厳しくて、ランニングや筋トレ、MCの練習をすっごくさせられました。
当時は「日焼けしちゃうし、ステージ出ちゃえばアドレナリンでどうでもなる」って思っていましたけど、あの時のおかげで今があると思います。当時もっと理解してやっていたら、今もうちょっとマシだったかなって思うこともあります。

きゃりーさんやYOSHIKIさんのステージを間近で見て実感していますが、お客さんを喜ばせるには全身全霊でないといけない。
ものすごい努力と体力の上に成り立っていることなんです。
僕も近づけるようにすごい健康に気を遣っています。サウナも行きますよ(笑)

ボーイズグループのメンバーになることについてどう受け止めていますか。

男子校みたいなノリでめちゃくちゃ熱いですね。すぐに怒ったりするけど、ちょっと時間たったらもう忘れている。
男の子ってこういう謎の感じあるよなって思い出しています。毎日刺激的ですよ。

ボーイズグループはK-POP中心にすごいことになっている。K-POPについてはどう受け止めていますか。

クオリティーが高すぎですね。動画を見ては、どうなってんのって目を丸くしています。
練習量もお金の掛け方も尋常じゃないですね。それにどんどん新しいグループも出てくる。
少し前まではアジアの人が世界の頂点に行くって絶対に難しかったんだろうけど、それを可能なものにしてくれた。
自分たちもこのクオリティーにならないとって刺激を受けています。

インタビュー2はコチラから

2023.07.03 スペシャルエンタメ

P→★

パフォーマー

ピースター/パフォーマー、DJ、モデル、振付師、映像クリエイター。世界13カ国17都市でライブ、ダンスワークショップを敢行。2021年にTEMPURAKIDZを卒業し、P→★としてソロ活動本格始動。ミュージカルロッキーホラーショー2022に出演。きゃりーぱみゅぱみゅやAwesomeCityClub、MISIAらの公演でダンサーとして舞台に立った。2023年からYOSHIKIがプロデュースする「XY」のメンバーとして活動を開始。

※掲載内容とプロフィール情報は
Future vol.16(2023.7.10)時点のものです。

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